|新潟市-T様邸|
これから猫を飼うためのお家は、建築中のゴミがとても少ないリノベーションでした。
スケルトンからの改装工事は通常ガラ袋50袋以上のゴミが出るが、この家は10袋以下に。
あらかじめ建材サイズ・数量を想定し、「建材ロス」の少ない工事を行いました。
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①床がラワン合板仕上げ
・猫準備/無垢フローリングと比べ、表面がざらざらで滑りにくい。また、猫の爪の引っ掻き傷がついても高価な無垢フローリングに対し、安価なラワン合板だと心のダメージが少なく、後に無垢材上張りも可能。
・ロス減/フローリングは一枚ずつ張るため端材が出るが、ラワン合板は910mm×1,820mmの面材で切り無駄が少ない。
②壁が全てモイス(不燃化粧板)仕上げ
・猫準備/傷に強い耐久性と、消臭性能で猫と共存する環境を整えられる。
・ロス減/石こうボードや壁紙を使わず、事前に枚数を算出したモイスを木下地に直接施工しロス軽減。
③天井が躯体現し仕上げ
・猫準備/既存天井を取り払った高い天井は、猫が運動しやすくストレス軽減に。
・ロス減/天井下地を組まない工事で無駄なゴミが出なかった。
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ゴミが少ないと職人の効率もよく、通常工期2ヶ月の現場を1ヶ月程短縮できます。
内装はラワン、モイス、RC躯体の構成で調和のとれた空間に。
資材価格高騰が続く中、建材ロスを無くす「招く猫の家」は次世代型マンションリノベーションの基盤になるかもしれません。